製紙各社、印刷用紙の減産継続

2009-10-02 (Fri) 08:10

製紙各社、印刷用紙の減産継続-カタログ・チラシの内需低迷
掲載日 2009年10月02日    

 製紙各社は10月も印刷用紙の減産を継続する。
例年、秋は需要が伸びる時期だが、依然としてカタログやチラシの国内需要が低迷しているため。
円高で安価な輸入紙が増えるなど市場環境は厳しい。
 印刷・情報用紙で国内トップの日本製紙をはじめ、王子製紙、北越紀州製紙の3社は9月とほぼ同じ減産幅を計画。
製紙5社の減産幅は生産能力比20―30%となる。
 日本製紙は同2割強を減産する。「10月も需要は弱い。
タイト感が出るようにしたい」(日本製紙)という。
王子製紙は「需要に見合った生産をする」とし、同25―26%に当たる5万6000トンを減産する。
北越紀州製紙は同27%の3万2000トンを減産する。
「出荷実績が予想を下回れば、月の途中でも計画を変更する」(北越紀州製紙)考え。


けいざいフラッシュ:北越紀州製紙が正式発足

 北越製紙は1日、3月に発表した紀州製紙の子会社化手続きが完了し、同日付で「北越紀州製紙」として正式に発足したと発表した。
新会社の売上高は2000億円台となり、業界6位に浮上する。
北越はチラシやカタログなどに使用する塗工紙、白板紙、特殊紙に強く、紀州はパンフレットなどに使う上質紙に強みを持つ。
新会社は販売増とともに資材の共同購入などコスト削減を進め、合理化を急ぐ。



王子製紙、中間営業益300億円に上方修正=コスト削減など寄与

 王子製紙=2009年9月中間期連結業績予想について、各利益項目を上方修正した。
営業利益は300億円(従来予想220億円)、純利益は90億円(65億円)に引き上げる。
固定比削減や修繕費計上の先送りなどのコストダウン効果と、重油や古紙を中心とする原燃料の価格が想定より下振れして推移したため。
(2009/10/01-13:37)


今朝は製紙関連の3つのニュースがありました。
コートなどの塗工紙は今年に入ってからずっと対前年比70%台で推移しています。
チラシやカタログなどの印刷物自体が
(1)減っている
(2)部数を抑えている
(3)サイズを小さくしている
(4)ページ数を減らしている
ということです。
1本目のニュースはこれに伴い製紙メーカー各社今年は減産を続けており、それを今後も継続するというニュースです。 ダブついた紙を抑えて価格の下落に歯止めをかけたいというところもあります。
2本目のニュースは日本製紙・王子の製紙トップ2に対抗して生き残るための北越と紀州の策。
3本目は減産が続く中で、打ってきたコストダウン策の効果と価格維持策によって王子の利益が確保されているというニュースです。

国内での国産紙価格の行方が気になるところです。
当分は現状維持が続きそうですが。
 

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