印刷業界ニュース 紙ゴミから固形燃料を

2009-07-15 (Wed) 09:44
糸満市:家庭ごみから固形燃料 県内初、ごみ新分別試行

 【糸満】廃棄物のない状態「ゼロエミッション」を目指し、糸満市は家庭ごみの新たな分別と収集に取り組んでいる。これまで「燃やせるごみ」として収集していた「プラスチック・紙くず類」「布類」を新たに「燃料ごみ」として分け、市の委託を受ける富士盛産業(市大里)が収集した後、固形燃料「RPF」に作り替えて再資源化を図る。
 新分別は6月から市内の公共施設で試行されており、2010年度から市内全域でも実施したい考え。市によると、「RPF」形成目的のごみの分別は県内で初めて。
  「燃料ごみ」を含んだ新たな分別方法は、今後設けられるモデル地区でも9月ごろ実施される。市生活環境課は「ごみの減量化と再資源化により、焼却灰の処分料削減などにつながる」としている。
 2007年度糸満市(人口5万7700人)の燃やせるごみは約1万1403トン。そのうち約49%の5554トンが紙くず、プラスチック類は約30%の3421トンを占めている。
 同課は「燃やせるごみの紙くずは、資源ごみの紙類の23倍もあり、分別が進んでいない。今後、燃料ごみの分別とともに再資源化の啓発を図りたい」としている。
 「燃料ごみ」はRPFの原料となり、富士盛産業で破砕処理後、加熱・圧縮され、直径2・5センチ、長さ10センチほどのRPFに成形される。現在、1日約5トンが処理されている。
 製造されたRPFは大手製紙会社の王子製紙が購入、燃料として使用されるなど、資源が循環される形となる。
 同課は「燃料ごみの分別が促進され、さらにRPFの需要と供給が企業間で増えれば、家庭ごみの収集委託料の減額など市民負担が軽くなることが予想される」と期待している。
(琉球新報)2009年7月13日

家庭ゴミの燃えるゴミを市の委託を受けた産廃業者が固形燃料「RPF」にして再資源化し、それを製紙会社が購入し紙を作る燃料として利用するという資源の循環化、ゴミが出ない状態=ゼロエミッションへの取り組みの記事です。
紙を使用することで成り立っている印刷会社にとっても、今後取り組んで行かなければいけない大きな課題です。
・無駄な部数を刷らない、顧客に勧めない
・ヤレ紙(印刷時に様々な要因から発生する廃棄される紙)の削減
・納品後に顧客側で余ってしまった印刷物の自主回収
など、取り組めることから少しずつでも着手していくべきだと思います。

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