県歌「信濃の国」の本完成 印刷会社社長ら副知事に報告
2009年7月7日
県歌「信濃の国」を後世に伝えようと、松本市笹賀の印刷会社「プラルト」が中心となり、書籍「県民の心をひとつにした歌 信濃の国」を刊行した。犬飼金男社長(78)らが6日、県庁で腰原愛正副知事に完成を報告した。
犬飼社長の呼び掛けで郷土史の研究者などによるプロジェクトチームをつくり、5年ほど前から準備を進めてきた。歌の成り立ちを紹介しながら、歌詞にちなんだ信州各地の四季折々の写真を収めた「風土編」と、協賛者らが信州への思いを語る「人物編」の2冊組。信濃教育会(宮本経祥会長)を通じて、県内の小中学校や公立図書館、官公庁などに計1000部を寄贈する。一般販売はしない。
犬飼社長は20歳前後のころ、信濃の国の作詞者浅井洌が晩年を過ごした家に下宿していたといい「いつかは信濃の国を伝える本を残したかった。50年来の願いがかなった」と感慨深げ。
腰原副知事は「広い県土で風土も地域で違うが、信濃の国を歌えば一つになる。素晴らしい本を作っていただいた」と話した。(中日新聞より)
久しぶりに印刷にまつわる美しいニュースが流れました。
同じ印刷業の者として本当に素晴しいと思います。
印刷は情報を伝える手段であると同時に文化を後世に伝えていくものでもあります。
その『印刷のチカラ』を最大限に活用して、50年来の願いを5年がかりで実現されたプラルトの犬飼社長。
印刷業界全体が元気がない中でのこのニュースに心から感動しました。