超短納期!特色厚紙印刷を一晩で

2009-06-01 (Mon) 12:56
これは、あるイベントで配布する印刷物を、使用前日にお客様に無事納めた後に起こった事件です。

お客様から電話がかかって来たのは納品からかなり時間が経った夕方5時頃でした。
「URLを間違ってしまっていました。申し訳ありませんが、直ぐに刷り直して頂きたいのですが・・・」
お客様が自分で作られた印刷データの誤字です。しかし、イベントで使うのは明日の13時。その時間になければ全く無駄になってしまいます。絶対に間に合わせなければいけません。

そこですぐに私と担当営業で電話をかけまくって印刷手配を始めました。
しかし、この印刷物の仕様、
用紙:マットポスト220kg
サイズ:210×90mm(企業から入社希望者へのメッセージカード)
色:両面特色+スミの2/2C
部数:2,000部
というものでした。
印刷に詳しい方だとお分かりだと思いますが、
色が特色=通常のインキでは出せない特殊な色
用紙がマットポスト220kg=カードなどで使う厚紙で、コート紙などと違い、普通の印刷会社では通常在庫していない紙
ということでなかなか手配がつきませんでした。
そこで、24時間年中無休の竹橋プリンティングセンターで夜間印刷をすることに決定してセンターの進行管理と折衝をスタートしました。
代替案として
(1)特色をオフセット4色の掛け合わせにして刷る
(2)オンデマンド印刷で同類の厚紙で刷る
(3)用紙を他の類似のセンターにある紙から探す
というあたりを探りながら段取りを進めました。

その結果、
紙はマットカードというマットポストの同類の紙で同じ220kgの厚さのものが見つかり、すぐにお客様に代用して印刷するご了解を頂きました。
特色に関しては、「この色であれば何とかインキの調合ができるので今晩印刷可能」という最高の答が得られました。
そして無事、その夜中で印刷物が仕上がり、翌朝、担当と二人で意気揚々とお客様にお届けに上がりました。
お客様も昨日ミスを発見した時点では「自分のミスのせいで、間に合わなくなる」とあきらめかけていたそうで、とても喜んで頂くことができました。
私たちとしても
厚紙の特色を一晩で
というミラクルを起こす事ができて本当にいい経験ができました。

(1)直ぐに行動し
(2)熱意を持って折衝に当り
(3)柔軟な発想で代替案を探しながら
(4)絶対に最後まであきらめない

これが危機に対する最善の対処法だとあらためて実感させてもらうことができました。

そして、お客様の喜ぶ姿、笑顔、そして「ありがとう」のお言葉こそ、私たちにとっての何よりの勲章です。

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